著者:石田衣良


IWGPや4TEENとは違うSFモノながら、かなり面白い、胸が熱くなる(SFなんだから当然だけど)作品です。

現代と未来を行き来してしまうようになった男が未来を救うために奔走するっていう割とありがちなストーリーながら、未来の世界を七つの塔(舞台はその中の一塔)と周囲の地上(主に新宿)に限定することで話が広がりすぎず、読み応えのある濃い内容になってます。